CP-01プラスによる遠隔QRコード読取

 QRコードリーダーCP-01は紙面上だけでなくスマホ画面上のQRコードも読取り可能なことから、遠隔利用ができます。

 

 右のマンガは、QRコード・エクセル時刻記録プログラムCP-01プラスにて遠隔でQRコードを読ませる応用例です。車に貼られたQRコードを望遠カメラで読取り、読取画像をQRコードリーダーCP-01上に固定したモニタ上に映し出し、車の識別を行うことを想定しています。


 このようにして、望遠カメラでも顕微鏡カメラでもあらゆるカメラのQRコード画像をCP-01プラスに導けます。カメラとモニタ間の接続は有線でも無線でもOKです。


遠隔QRコードのエクセル一括読取

 リアルタイムでの記録が不要な場合に、QRコードリーダーを使わずに、QRコード画像をPCに直接入力し一括でデコードできます。専用エクセルプログラムを準備中です。本プログラムでは、PCのフォルダー内の複数のQRコード画像をまとめてデコードし、デコードデータと画像保存日時をリストアップします。デジカメによる鮮明画像撮影により上記の方法に比べ、より遠隔のQRコード読み取りが可能です。

 8mm角のQRコードを810万画素のコンパクトデジカメにて遠隔撮影し、その画像を本プログラムでデコードしてみました。その結果、下の左と中央の2つの画像ではOK,右の画像ではNGとなりました。


 本プログラムは、QRコードタグを付けたモノの動作解析、動物行動解析など、様々な用途が考えられます。

 右の動画は、本プログラムを、葉書に印刷されたQRコードのスキャン画像デコードに利用した例です。デジカメで遠隔撮影したQRコード画像も、同様に一括してデコードできます。